この記事のココがポイント
アセンションとは個人的な精神的向上なのです。
10年ほど前からスピリチュアル業界で始まった「アセンション」とは、「次元上昇」という意味であり、地球や人類がより高い次元(3次元から4次元や5次元に)移行するという説です。
この「アセンション」は神を信じず、伝統も重んじられなくなった、現代人にとって宗教に変わるものとして歓迎されるべきものです。
アセンションは現代人に合った精神の修養の方法でもあり、人間の自分自身の内面の神と向かい合って、悟り(覚醒)を開いて、精神的次元の上昇に最適な考え方であると思われます。
しかし、このアセンションという言葉を巧みに使って、アセンションビジネスに導こうとしている人達がいるのも事実です。
三次元にいる人間には、ある程度のお金がいるのも事実ですが、マインドコントロールによって、人の弱みに付け込んで、法外なお金を取ってビジネスを行うことが、いいことか悪いことか、あなた自身で判断してください。
過去において人間は、宗教団体の教祖と呼ばれる、宗教家達によってマインドコントロールにより、誘導され騙されてきた、という過去があります。
本当の神が行っている宗教など無いのですが、私が神だ、とまでは言わないまでも、私は神の言葉を聞くことができますとか、私は神と対話ができますとか、言葉を巧みに使って、信者はマインドコントロールされて来たのです。
その究極的なものがあの「オウム真理教」であり、またその再来のようなことにならないように、警笛を鳴らさなければならないと思うのです.
宇宙飛行士説による現実的な神
人類は「アセンション」関連の説、すなわち外惑星宇宙飛行士説によれば、二ビルから来たアヌンナキ(神と呼ばれるエイリアン)によって作られたものなので、アヌンナキから受け継いだDNAが人間に入っているので、誰でも精神的次元の上昇はできるというのです。
これは人間が、目に見えない何物かわからない「宗教の神」より、外惑星人である「現実的な神」を想定することができる説だと思われます。
この説は現代人が昔のように人間が神を恐れなくなり、伝統もなくなり戒律が乱れてしまった現在、既存の宗教に代わるものとして歓迎されるべき思想なのです。
個人的宗教主義への道
ここで私はビクトル・フランクルの思想を取り入れ、スピリチュアルや宗教は団体で行われるべきではなく、人間一人一人の精神の中にある、神との対話により行われるべきであるということを述べたいと思います。
人間は団体で何かしようとすれば必ず人間の個人の恣意性が入ってしまいます。
宗教やアセンションは団体で行われるべきではないのです。
あくまでもアセンションや宗教は個人で行われるべきであるというのが私の主張です。
人間は組織になると人間性がなくなってしまうのです。
会社でも宗教でも組織になると人間性が失われるのです。
なぜなら、団体になると一人の人間の、「フロイドの快楽への意思」と「アドラーの権力への意思」が前面に出てきてしまいます。
この「フロイドの快楽への意思」と「アドラーの権力への意思」は仏教でいうと、人間の「煩悩」なのです。
この人間の煩悩が、アセッションビジネスの主催者に出てきて、人間性が阻害されてしまうのです。
ある個人の人間の恣意性に翻弄されない宗教とは何でしょう。
それは個人的宗教主義とでも言い表すことが出来ます。
人間一人一人の内部にある、アヌンナキによって受け継がれたDNAや松果体の内部にある「魂」その内部にある「神」すなわち「良心」へ問いかけること。
これが究極的個人主義的宗教の形なのです。
「良心」とそれに繋がっている「神」との対話、この対話がアセンションへの最も近い道のりなのです。
この神との対話は、日本人なら毎年初詣で行っている事柄です。
それは神社の参拝です。神社の参拝は自分の心の中で、いや、口にする人もいますが、願い事を唱えています。これも個人的宗教心です。
しかし、私が言う個人的宗教心、とは少し違います。
私は神社で参拝するときはいつも、願い事は言わないことにしています。
代わりに「今まで生かさせていただいてありがとうございました。」と言うことにしています。
すなわち、生への感謝の言葉を、言うようにしているのです。
自分が地球に生まれ、今現在こうして生きていること自体が奇跡であるのに、他に何を願うというのでしょうか?
このことは、私がフランクルの言う「無条件の意味への無条件の信仰」で神社のお参りしているからで、これが究極の神への信仰だと思っているからです。
人間はもっと、自分は生かされている、という基本に返って感謝しなければなりません。
そうでなければ、本当のアセンションなどはないと思うのです。
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神と呼ばれるエイリアンの血統を持つ人間の松果体とDNA
ここで古代宇宙飛行士説に戻ります。
古代宇宙飛行士説の中でも、ゼカリヤ・シッチンは古代シュメールの文献を解読して、惑星二ビルからやってきた、アヌンナキという宇宙人によって、しかもアヌンナキのDNAを受け継がせて、人間は造られたとされています。
人間がアヌンナキによって作られたものならば、そのDNAを我々は引き継いでいることになります。
人間の歴史において何人かの偉大な人物がいました。
例えばモーゼ、キリスト、ブッタ、日本では聖徳太子等様々な偉大な人物がいました。
これらの人々は、人間ではなく、宇宙人による、何らかの介入があった、例えば、テレパシーによる通信や、アブダクションによる、脳波コントロールチップの埋め込みによる通信等のエイリアン技術の介入があった、と考えれば、今までの地球上の歴史の謎が完全に紐説くことができるでしょう。
このことについては、様々な古代宇宙飛行士説の中で、考察が進んでいるので、ここでは割愛させていただきます。
神と呼ばれるエイリアンは、その時代、時代、その時間と場所において、モーゼ、キリスト、ブッタ、聖徳太子等の体を借りて、人間をもっと高い精神性をもつようにと、指導してきました。
過去の歴史の中で、人間の精神はいつになっても向上しないので、ある時はノアの大洪水のような災害で、人間に試練を与えてきました。
しかし、今の現在でも、神の子供であるはずの人間は、まだまだ精神は向上していない、というのが事実です。
神と呼ばれるエイリアンは宗教を介して、過去の歴史の中で人間に啓蒙活動をしてきましたが、現代では宗教ではもはや、人間に啓蒙できないことが分かったので、今度は宇宙とのつながりをもっと深くしようとしているようです。
すなわちエイリアンが人間に残した、松果体(アンテナの役割があるのかもしれない)や、DNAそのものにテレパシー等、何らかの方法により刺激して、アセンションさせようとしているのではないかと思います。
だから最近、エイリアンからの啓示を受けたチャネラーやヒーラーが増えてきてアセンションを口にしているのではないかと思うのです。
神と呼ばれるエイリアンとの通信
しかし、そのチャネラーやヒーラーの方々は神ではない人間です。
エイリアンから受け取った信号は、チャネラーやヒーラーは正しく自分の内なる神と対話し解釈しなければならないのです。
フランクルの言う、無条件の意味への無条件の信仰によって、自分自身の神と対話して、自分のなすべきことを吟味しなければならないのと思うのです。
そうしなければ、あるカリスマ的な人間が出てきて、神と呼ばれるエイリアンの通信を、間違った解釈をし、オウム真理教のような教義を、また作ってしまうのではないのか、と恐れるのです。
そして、ロゴスの(客観的意味の世界)世界にある何万という戒律を鑑み、見極め、現実の世界で実現させなければならないのです。
人間は自由ですが、神に対する責任において、アセンション(悟り)しなければならないのです。
言語には様々な国の言語がありますが、どのような言語においても、間違ったことや、嘘を言うこともできます、また本当のことを言うこともできるのです。
宗教でも、チャネリングでも、ヒーリングでもアセンションビジネスでも同じで、間違ったことや、嘘を言うこともできるし、本当のことを言うこともできるのです。
様々な宗教やスピリチュアル系の教義がありますが、どれが一番優れているのか、どれが正しいのかではなくて、相手の宗教やスピリチュアル系の教義を、尊重することから始めなければなりません。
そして、まずは自分の信じるものを、確固たるものにして確立し、その個人的の宗教心を深く見つめ、忍耐と寛容の精神で相手の、宗教観を尊重しながら、見守らなければならないのです。
神と呼ばれるエイリアンの指導
科学技術が進んだ現代では、以前のような宗教では人間の精神的アセンションができないことが解ってきました。
神と呼ばれるエイリアンは、今後どのように人間を指導するのでしょうか?
また、ノアの洪水のような試練を人間に与えるのでしょうか?
われわれ人間は、もう集団での宗教や、集団でのアセンションと言う次元では、精神の次元上昇は図ることはできない時期に来ているのです。
集団ではなく、神のDNAを持つ、人間一人一人の中にある、自分自身の中の神(良心)に問いかけて、精神的次元の上昇、本当の意味でのアセッションを図らなければならない時が来たのです。
個人的宗教主義への道を歩まなければならない時代に入ったのです。
これは決して難しいことではありません、なぜなら自分自身の中に、神はいるのですから。